【求人広告の書き方】効果が出る方法をコピーライターが解説!

「求人媒体に掲載したのに、全然応募が集まらない…」「自信を持ってつくった求人広告の効果が全然ダメ…」という状況に陥っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで今回は「効果の出る求人広告の書き方」について解説します。

 

大手転職サイトで6年以上、コピーライターとして働いている筆者の経験から効果の出る求人広告の書き方をレクチャー。掲載している求人を見直したり、これから求人を掲載する際にぜひ参考にしてみてください。

 

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求人広告に応募が集まらない理由

「求人広告を出したのに応募が集まらない」「なんで効果が出ないのだろう」。その原因、どこにあると思いますか?

 

「文章がうまく書けないから」など、ライティングスキルに原因があると考えている人もいるかもしれません。たしかにライティングも効果を出すうえでは大事です。しかし、別にもっと大きな原因があるのを知っていますか?


その求人広告、誰に見てもらいたいの?

時間をかけて何度も文章を書き直した経験はありませんか。こっちの表現が良いか、それともこっちのほうが良いか…。効果を出すために工夫されている方も少なくないはずです。

 

しかし「ターゲットは誰ですか?」という質問をすると、明確に答えられる方は多くありません。ほとんどが「仕事を探している求職者です」「営業を探している方です」というようなぼんやりしたターゲット像になっているのです。

 

広告はターゲットが求めていることを伝えるのが鉄則。たとえば、残業を少ない会社に転職したい求職者に対して、仕事のやりがいを伝えても、魅力に感じてもらえませんよね。ですから、ターゲットがどのようなことを転職で叶えたいのか具体的に考え、魅力に感じてくれる情報を提供することが欠かせません。

 

  ターゲットと訴求のかみ合わせ

 

特にスマホが普及した今は、情報過多な時代。自分に合わない情報は簡単に無視されてしまいます。だからこそ、ターゲットをしっかり描き、その人へメッセージングしていくことが大事なのです。 

 

 

効果が出る求人広告をつくるために知っておくべきこと

前述の通りですが、求人広告で効果を出すためには、ライティングがもっとも重要だと思っている方が多く、「魅力的な文章にしなければ」「注目されるキャッチコピーを考えよう」ということばかりを考えてしまいます。しかし、ターゲットが描けていない状態で、ライティングを磨いても誰にも届きません。

書くよりも考えるほうが大事

求人広告を書くときに一番最初にやるべきは、どのようなターゲットに、どんな魅力を伝えるかを整理することです。つまり、広告の設計図となるものをつくる必要があります。

 

家を建てる時は必ず設計図を見ながらつくりますよね。もし設計図がなければ、欠陥住宅ができてしまいます。それと同じで求人広告も設計をしてからライティングをしなければ魅力的な広告は完成しません。

 

書くよりも、ターゲット、伝えるべきことをしっかり考えることのほうが大事。この前提にたって広告をつくらないと、失敗してしまう可能性が高くなってしまいます。

 

  求人広告は設計が大事の図

求人広告のコンセプトを考える

では、どのように設計図を作っていけばいいのか、具体的に説明していきます。具体的には、「誰に」「何を伝えるのか」を考えます。下記で一つずつ見ていきましょう。

誰に伝えるのか (ターゲットを考える)

ターゲットとは、採用する可能性がある人です。ここで注意しなければならないのが、現実的に採用する可能性がある人をイメージすること。理想ばかり並べてしまうと、該当する人がいなくなってしまい、採用できなくなってしまいます。

 

そこで整理すべきことは、①どんなスキルを持っている人がいいか ②どんな性格の人がいいのか。ここが整理できたら、「どんな悩みを抱えて転職活動をしているのか」を考えていきます。

 

どのような悩みがあるのか分からないという方もいらっしゃいますが、難しく考える必要はありません。求職者は「今の状況より良くしたい」と考えて転職活動をします。そのため転職理由は必ず存在します。

 

「人間関係」「仕事のやりがい」「働く環境」「給与・待遇」「休み」「会社の規模感・安定性」「キャリアアップ」…と様々な転職動機のなかから、一番変えたいものは何かを考えましょう。


自分たちの魅力を洗い出す(何を伝えるか考える)

続いて、自社の魅力を洗い出しましょう。給料が高ければ、給料が高いことが魅力になりますし、残業が少なければ、それが魅力になります。会社が100年の歴史があり、ずっと黒字経営を続けていれば、安定性が魅力になるでしょう。このようにまずは自社の魅力は何か考えてみましょう。必ず1個、2個は見つかるはずです。もし自分で見つけることができなければ、社員に聞いてみるのもいいかもしれません。


噛み合わせの良いペアを考える

自社の魅力を考えた結果、すべてを伝えたくなる方もいらっしゃるかもしれませんが、アピールすることが多すぎてしまうと、結局何がいいのかわからない…ということになってしまいます。いわば、幕の内弁当になってしまう可能性が高く、逆に効果的ではありません。そのため、伝えたいことは1つだけ。残業がないなら、残業がないことだけをしっかり伝える。給料がいいなら給料がいいことだけを伝えるのが必要です。

 

こうして洗い出した魅力と噛み合わせの良いターゲットがいないか考えます。たとえば休日が多いことが魅力になるのであれば、休日が多い仕事を探している人はいないかを考える。世の中にいそうなターゲットなら、これでペアができます。

 

いくつか「誰に」「何を」の組み合わせができたら、その中で一番魅力的でターゲットが多そうな組み合わせを探します。

 

求人広告 考え方

 

たとえば、営業募集で下記のような2つの組み合わせがあった場合、どちらがより魅力になるかを考えています。

 


(ターゲット)給料が良いところで働きたい

(伝えること)未経験から月給25万円もらえる

 


(ターゲット)休日を増やしたい
(伝えること)年間休日150日もある

 

①を見てみましょう。ターゲットは給料が良いところで働きたいと考えています。伝えることは、未経験から月給25万円。決して安くはありませんが、未経験から月給25万円もらえる営業は他にもあります。

 

②はどうでしょうか。ターゲットは休日を増やしたい人。伝えることは年間休日150日。これは他社にはほとんどないので、②のペアのほうが強いと言えます。

 

①、②を比べると、②のほうが多くの人に魅力に感じてもらえそうですので、②の組み合わせを採用します。このように組み合わせの中で可能性があるものを選び、設計図を完成させることが大事です。

求人広告で伝えることは、幕の内弁当にしない

広告は「1点訴求」が基本です。魅力をいくつもアピールしても、求職者は記憶できません。であれば、魅力を1点に絞り、魅力を磨いていくほうが読み手に刺さります。

 

幕の内弁当ってありますよね。色んなおかずが入っていますが、食べ終わったあとは、何のおかずが入っていたのか思い出しにくい。一方で、から揚げ弁当、生姜焼き弁当は特定のおかずが食べたい人にしっかり届きますし、どのおかずが入っていたかもしっかり記憶に残ります。

 

これと同じで、伝えることを1点に絞ったほうが特定のユーザーにしっかり伝わり、記憶にも残る、つまり魅力に感じてもらえるのです。

 

 

効果の出る求人の書き方とは?

コンセプト(設計図)ができたので、次は実際にライティングの部分について説明していきます。

キャッチコピー

求人広告のつかみとなる部分で、目立つ項目です。一番伝えたいことを書いていきます。上記の②であれば、「年間休日150日」が伝えたい魅力です。

 

キャッチコピーの書き方ですが、まずは「年間休日が150日」ということがちゃんと伝わっていれば合格です。逆にダメなのはこねくり回して、何がいいのか伝わらなくなってしまうこと。ストレートでもいいので、しっかり魅力となる部分を伝えることが重要です。 

職種名

職種名は必ず求職者が見る部分であり、キャッチコピーよりも目立つ部分かもしれません。職種名で大事なのが、どのような仕事なのか具体的に分かることです。

 

たとえば、「営業」と言っても、個人営業もあれば、法人営業もありますよね。また扱う商材も様々です。これをひとくくりで営業とするよりも、具体的に表現したほうが何をする仕事なのかすぐに分かり、魅力になります。

 

下記をご覧ください。①よりも②、②よりも③、③よりも④のほうが分かりやすくなっていませんか。できるだけ詳しく職種名を書く。これが重要です。

 

①営業

②法人営業

③電子部品の法人営業

④電子部品の法人営業(新規営業ナシ) 

仕事内容

求人広告ですから、仕事内容は重要ですね。どのような仕事をするのかはもちろんのこと、できるだけ詳しく書く必要があります。ざっくりとした仕事内容になってしまうと、求職者は入社後のイメージができませんし、仕事内容が良く分からないので、応募を躊躇される可能性も高くなってしまいます。

 

たとえば、営業の場合。下記のように数字があがるにつれて具体性が増し、イメージしやすくなります。

 

①自社の電子部品を取引先に提案する仕事です。



②自社の電子部品を取引先に提案する仕事です。取引先は大手メーカーです。



③自社の電子部品を取引先に提案する仕事です。取引先は大手メーカーです。設計部署の方々などと打ち合わせをして、顧客の新製品開発に合う部品を提案します。



④自社の電子部品を取引先に提案する仕事です。取引先は大手メーカーです。設計部署の方々などと打ち合わせをして、新製品の開発に寄与できるように新しい部品などを提案したり、お客様の求める仕様に合う部品を用意できないか自社の設計や工場に調整します。新規営業はなく、ルート営業で、毎回合う人は固定されています。1日1回外出をし、先方と打ち合わせを実施するようなイメージ。売上目標はありますがノルマはありませんので、ご安心ください。

 

応募資格

できるだけ「求めるスキル」を書くようにしましょう。たとえば「営業経験1年」とし書いてしまうと、何が求められているのかはっきりと分かりません。また営業経験1年といっても、人によって身につけているスキルは異なります。

 

一方で「商品説明や商談などのコミュニケーションができる方」「見積書・契約書を作成したことがある方」という書き方にすれば、営業経験1年未満でも該当する人が増え、応募される可能性が増えるのでおススメです。

募集背景

募集は、増員と欠員のどちらになるのか考えます。増員の場合、なぜ増員するのか、その背景を書きましょう。たとえば「会社が成長し取引が増え、人が足りなくなっているから」とか、「売上が好調で1年後に売上を倍にしたいから増員」など、理由を添えることも大事です。

 

欠員の場合も同様です。たとえば「長く働いてくれた社員が次のステージにいくために退職予定。それに伴い、新しい仲間を募集します」など理由を書くことで、納得感が増します。

その他(残業、職場の人)

残業は気になる人が多い情報です。実際にどのくらい残業があるのかなどもしっかり記載すると、広告全体の信憑性があがります。 また職場はどんな雰囲気なのか気になっている人もいるので、男女の構成比、年齢構成、所属部署社員の勤続年数、社員のキャラクターなどについて書かれていると、入社後のイメージもでき、魅力になります。

 

写真

「何の写真を使えばいいのか分からない…」という方もいらっしゃるかもしれませんが、写真もテキストと同様で、何を伝えたいのか整理して考えるといいでしょう。

 

たとえば、人間関係の良さを伝えたいなら社員同士で話している写真を。オフィス環境が良いことを伝えたいのであればオフィスの写真を。…といった具合に、目的を持って写真を決めていくのがおススメです。

 

また最低限、社員の写真は使ったほうがいいでしょう。なぜなら、求職者は人間関係を気にする人が多いからです。どんな人と働くことになるのかしっかり見せてあげるのが安心につながります。

いいことばかり言っている求人は、信じてもらえない

さらに効果を出すためには、良いことばかり書かずに、ネガティブな情報もしっかり伝えることも大事です。入社後ぶつかる壁などについて正直に書くことで入社後のミスマッチを減らせますし、広告の信憑性も増し、応募してもらいやすくなります。

 

たとえば、残業が月60時間以上の環境なのに、まったく求人上で触れないのは少し危険です。入社したとしてもギャップが発生し、すぐに辞めてしまうリスク大。入社後すぐに辞められると、採用コストが高くなってしまいますので、ミスマッチを防ぐ意味でもネガティブな情報も伝えていく必要があります。

 

 

まとめ

  • 文章よりも設計図をつくるほうが大事(まずは「誰に」「何を」言うかを整理!)
  • あれこれ伝えても伝わらない。1点訴求でアプローチ
  • いいことばかり書いても、信用してもらえない

 

上記を踏まえて、求人を作成してみてください。きっと応募が増えるはずです。

 

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