効果的な採用サイトにはコンセプトが必須!詳しい設定方法を徹底解説

最近では、インターネットでの就職活動が当たり前になり、空いた時間を活用して求人を探す人が増えてきています。こうした時代の流れもあり、求人活動の活性化には、自社の採用サイトが欠かせなくなってきています。

 

しかし、いざ採用サイトを作ろうと考えても、何から手をつけるべきか悩んでしまい、なかなか制作が進まないケースもあるでしょう。その際出発点として固めておきたいのが、自社の採用サイト全体のコンセプト。最初にコンセプトを決めておけば、それをもとにコンテンツを展開していくことが可能。

 

そこで本記事では、こうしたコンセプトによって、どのように採用サイトを効果的に制作していけるのかを詳しく解説していきます。

 

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採用サイトのコンセプトとは?

まず採用サイトの開設を含めた採用活動には、軸となるコンセプトを設けておくのがベストです。採用コンセプトとは、大まかにいえば全体の方向性。具体的には、学生や求職者に向けて、どのようなメッセージを発信するのかという方針です。この方針によって、何を伝えてどうやって自社に興味を持ってもらうのかを考える際の明確な基準となります。採用サイトを作成する際にも、こうした採用活動のコンセプトを落とし込んでいくことが大切です。

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採用サイトのコンセプトが重要な理由

採用サイトのコンセプトが重要な理由

それでは採用サイトにおけるコンセプトがなぜ重要視されているのかを、本章で詳細に見ていきましょう。

十分な応募数の確保につながる

特に昨今はインターネットで何でも調べられる時代だからこそ、求人に関する情報を詳細に確認しようとする求職者が増えています。そこで採用サイトは、多くの求職者にとっての重要な情報源と考えられているのです。たとえば、応募を決める前に本当に自分自身にとって良い企業なのか判断しようと、採用サイトを見ているケースも少なくありません。

 

こうした現状からも分かるように、採用サイトに掲載する中身は非常に重要です。コンセプトが定まらない内容になっていると、せっかく採用サイトを見てもらっても企業としての魅力があいまいに伝わってしまい、うまくアピールできない可能性も。求職者にとってどんな職場だと感じてほしいのか、まずはコンセプトによって明確にしておくことが欠かせません。

求める人材が獲得できる

先ほども出てきたように、採用サイトは企業研究に使われる一面があります。応募や入社に向けた判断基準の1つにしているケースが多く、求職者自身が企業側との相性を確認するために採用サイトを見るケースも多々あるのです。ここで自社なりの採用のコンセプトがサイトに反映されていれば、企業の雰囲気や組織風土なども伝わりやすくなります。

 

採用サイトのコンセプトが分かりやすくなっていることで、会社としての姿勢や必要としている人物像も明確になり、事前に入社後のミスマッチを防ぐことが可能。きちんとコンセプトを持って採用サイトを作っていくことで、言葉だけでは表現しにくいニュアンスも出しやすくなり、適切なマッチングにつながります。

サイト全体の統一感が出せる

採用サイトを作るにあたって、当然ながらデザインやページ構成なども考えていかなければなりません。その際、採用コンセプトがしっかりと決まっていれば、スムーズに制作を進めやすくなります。たとえば、採用サイトのTOPに使うキャッチコピーやコンテンツの内容や配置・掲載する写真や動画など。最初の採用サイトのコンセプトを決めておけば、それぞれの要素で統一感が出しやすくなり、全体としてまとまった印象にできる効果が見込めます。

コンテンツが充実する

採用サイトのコンセプトを明確にしておけば、具体的にどんなコンテンツが必要なのか・そこで何を伝えるべきなのか・どのような情報を掲載すべきかが見えてきやすくなります。仮に「丁寧な人材育成」をコンセプトにしているのであれば、教育体制・研修プログラム・将来的なキャリアパスといった、成長性が伝わるコンテンツを作るなどが想定されます。

 

さらにコンセプトが決まっていることで、採用サイトに載せたいコンセプトのアイデアも出やすくなります。先ほどのような「丁寧な人材育成」をコンセプトにすると、未経験者向けに仕事内容が分かりやすくなる動画を入れるなどができるでしょう。コンセプトを持って中身を詰めていくことで、よりターゲットに寄り添った採用サイトにできるでしょう。

採用サイトのコンセプト作りに必要なステップ

採用サイトのコンセプト作りに必要なステップ

では、実際に採用サイトのコンセプトを固めるには、どのような段階を踏んでいくと良いのでしょうか。本章では、重要な手順についてご紹介していきます。

採用したい人物像を明確にする

まず採用サイトのコンセプトを決めるには、どのようなターゲットに響いてほしいのか、詳しい人物像を想定しておくことが不可欠。そもそも採用サイトには、充実した情報を発信することで、入社後のミスマッチや早期退職を防ぐ役割もあるため、「誰に伝えたいのか」を意識することが大切です。

 

逆にいえば、採用したい人材が定まっていれば、その人がどんな職場だったら働きたいのか、訴求すべき内容も明確になります。そのためにもまずは、採用したい人材のスキル・性格・仕事に対する姿勢などをできるだけ細かく設定していくと、コンセプトの方向性にもおのずとつながっていくでしょう。

他社と差別化できる魅力を洗い出す

より効果的な採用サイトにするためには、「ここは自社ならでは」といえるような優位性のあるコンセプトを設定するのがベスト。無数に求人情報がある中で、当然ながら自社と似たような条件で人材を募集している他社はいくつもあります。そこで自社を選んでもらうためにも、競合にはない魅力を見つけることが重要です。たとえば、次のような要素から見ていくと良いでしょう。

  • 企業としてのバリュー
    業界内での立ち位置、事業の公益性、経営状況
  • 担当業務
    大切にしている心がまえ、やりがい、裁量感、入社後のサポート
  • 人事関連
    評価制度、キャリアパス、研修内容
  • 職場環境
    ユニークな待遇、社員同士の人間関係、経営者のスタンス

もちろん上記はあくまで一例なので、そのほかにもさまざまな視点から自社独自の強みを探していくとよいでしょう。

自社らしさを言語化する

自社だからこそいえる魅力を洗い出したら、次はコンセプトとして言語化します。たとえば、チャレンジ精神を大切にするのが魅力なのであれば、それを表現する言葉自体を磨いていきましょう。具体的には、次のように言語化できるでしょう。

  • チャレンジ大歓迎
  • 失敗を歓迎する会社
  • 失敗を評価する会社
  • 失敗をたたえる会社

上記のほかにも、いくつもアイデアを出しながら、より自社らしさを表す言葉にできるようにブラッシュアップしていきましょう。

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採用サイトは仕事探しにおいて必要なものに

求人広告などはもちろん、昨今では採用サイトについても、求職者が仕事を探す上で重要な要素になっています。実際にエン・ジャパン株式会社が運営している「人事のミカタ」のアンケート調査では、約7割が「求職時の情報収集で各企業の採用サイトを確認する」と回答しました。

 

このように採用サイトを見る人が多いのであれば、きちんと企業としてのメッセージが分かりやすい内容にしておくべきでしょう。そこでしっかりとしたコンセプトをもとに採用サイトの情報を充実させておくことで、伝えたいことが明確になり、より興味を持ってくれる人材が増える効果が見込めます。

参考リンク:https://partners.en-japan.com/special/180613/

採用サイトに必要なコンテンツ

採用サイトに必要なコンテンツ

採用サイトのコンセプトが決まったら、最終的にはそれを形にしていく必要があります。では実際に、採用サイトではどのようなコンテンツを作ることで、コンセプトを表現していくべきなのでしょうか。ここからは採用サイトにおいて、有効的なコンテンツをご紹介していきます。

会社のビジネスについて

大前提として欠かせないのが、会社の事業についてです。求職者側からすると、求人を探している最中に、初めて企業の存在を知ることも少なくありません。そもそもどのような経営をしているのか、実態が分からない会社に応募しようとは思わないのが一般的でしょう。そこでまずは、自社のビジネスモデルをしっかりと伝えることが不可欠。業界内での立ち位置や強みなども含めて、何をしている企業なのか明瞭に説明しましょう。

会社のメッセージ

応募の決め手として、その会社の姿勢に共感できるかどうかも重要です。そのため企業としてどのような志を持って、何を大切にしているのかを伝えることも欠かせません。そこでは、経営理念・ビジョン・ミッションをはじめ、代表からの挨拶なども有効的。ここでは、あまりありきたりな定型文ではうまく温度感が見えてこないので、ストレートな想いが分かる内容にします。

仕事の紹介

求職者にとって担当する業務内容の詳細は、応募の判断基準に大きく関わります。もちろん、文章で詳しく説明することは大事です。ただせっかく自社専用の採用サイトであれば、画像や動画も使いながら、できるだけイメージしやすく紹介するのも1つの方法でしょう。求人広告などでは伝わりにくいことも、少し工夫するだけでより効果的にアピールすることができます。

一緒に働く仲間

同じ部門を担当するメンバーや上司などの紹介も、入社後のイメージがしやすくなるコンテンツです。たとえば、趣味や特技といった上司になりうる先輩のプロフィールにも触れておくことで、求職者側としては親近感が湧きやすくなります。各人材の個性が見えてくることで、社風も伝わりやすくなるでしょう。

オフィスの雰囲気

実際に仕事をする事務所の紹介も、求職者に興味を持ってもらうのには有効です。社内の雰囲気が分かると、それだけで入社後のイメージも湧きやすくなるため、なるべくコンテンツとして加えておくことをおすすめします。デスクフロア・ミーティングスペース・会議室など、画像や動画を使いながら伝えていきましょう。

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無料で使える「engage」で採用サイトを作ってみよう

今までに見てきたような、きちんとコンセプトを設定した採用サイトをお考えの際には、無料の採用支援ツール「engage」を利用するのがオススメ。簡単に求人を掲載できる上に、内容は自由にカスタマイズでき、自社専用の採用サイトとして運用できます。具体的には、次のように活用することが可能です。

専門スキルがなくても作成可能

プログラミングなどの専門スキルがなくても、手軽に採用サイトを作ることが可能。イメージ画像などのテンプレートもあるので、デザインにも困らず、簡単に見栄えする採用サイトがすぐにでも作成することができます。さらに、スマホで見やすいレイアウトに自動変換してくれる機能もあり、より多くの求職者に発信できる採用サイトを制作できます。

応募数アップに向けた機能も

採用サイトを企業HPやSNSに連携させるリンク取得・バナー作成機能がある上に、Indeedといった他の媒体にも自動で掲載。さらに、求人サイト「エン転職」の登録者に向けたDM(ダイレクトメッセージ)も送信もでき、より多くの応募を集めたい場合にも有効的に活用できます。そのほかにも、有料オプションにて求人の露出をさらに増やすことも可能です。

採用サイトの情報は、何度でも修正できる

engageでは、採用サイトの内容や求人情報を何度でも自由に修正できます。柔軟にカスタムしながら使えるので、必要に応じて長期や定期的な求人掲載も可能です。求職者の反応を見ながらコンセプトやコンテンツを定期的にブラッシュアップし、応募数を最大化させていくことができます。

まとめ

採用サイトで大切なのは、ただ自社が伝えたいことではなく、求職者が知りたい情報を発信することにあります。きちんと求職者にとって有用な採用サイトにすることで、応募数や採用にもつながっていきます。分かりやすく見やすい採用サイトにするためにも、まずは全体のコンセプトを設定することが不可欠。コンセプト設定をしっかりと練り、採用の方向性を固めておくことで、ターゲットに刺さりやすいまとまりのある採用サイトになるでしょう。

 

ぜひこの記事を参考に、採用サイトを作る際には、明確なコンセプトを検討することから始めることをおすすめします。

 

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採用ガイド編集部

engage採用ガイド編集部は、人材業界で長く活躍している複数のメンバーで構成されています。人材業界で営業や求人広告ライターなどを経験したメンバーが、それぞれの得意領域を担当し、専門的な知識に基づき執筆を行っています。

engage採用ガイド編集部は「採用に悩む経営者・人事担当者の頼れる相談先」としてこれからも日々情報をお届けしていきます。 ※engage採用ガイドはエン・ジャパン株式会社が運営している情報サイトです。