スカイプ面接を導入したい企業は必読!5分で理解できるSkype面接

今、これまでの採用活動の在り方が大きく変わろうとしています。新型コロナウイルスによって、対面での採用活動が難しくなり、オンライン化が加速。それにより面接をオンラインで進めるところが増えてきました。そこで注目されているのが「Skype面接」です。しかし、いざ利用しようと思うと、こんな壁にぶつかっていませんか。

 

「Skype面接がいいって聞くけど、なにをどうすればいいの?」

 「応募者にはどのように案内すればいいの?」

「対面の面接とどのように違い、何に気を付ければいいの?」

 

大丈夫。一度操作を覚えてしまえば簡単にできるようになります。この記事では、Skype面接の導入に不安を抱く皆さまのために、導入の手順や注意点、うまくすすめるコツやメリットを詳しくご紹介します。

 

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Skype面接とは

新型コロナウイルスの影響もあり、多くの業務がオンライン化されてきた、という方も多いのではないでしょうか?採用活動においても、来社してもらうことなく、オンライン面接を導入する企業が増えています。

 

en-gage.net

 

エンワールド・ジャパン株式会社が企業の人事・採用担当者554名に行なったアンケートによると、「採用活動における新型コロナウイルス感染対策」としてもっとも多かったのが、「採用面接・面談のオンライン化」でした。

 

採用活動における新型コロナウイルス感染対策

出典:人事のミカタ オンライン面接入門 

 

その中でも、チャットもビデオ通話もできるSkypeに注目が集まっています。実際にどのようなものなのか、ここで詳しくお伝えします。

Skype面接とは、Skypeを使った採用面接のこと

Skypeとは、Microsoft社が提供するweb上でチャットや電話ができるサービス。画面を見ながらビデオ通話ができるため、オンライン面接を実施することが可能です。

 

また、こういったツールでは、画面の背景をぼかせる「背景のぼかし機能」、ミーティングの予約を設定できる「予約設定機能」、やり取りの画面を録画できる「画面録画機能」、自分のPC画面を相手に共有できる「画面共有機能」などがついていて、Skypeもこうしたオンライン面接に必要な機能が搭載されています。

 

他にも、プライバシー管理や面接内容の管理にも便利。1回あたり最長4時間、1日最長10時間という時間制限がありますが、常時接続することがない限り、かなり使い勝手の良いサービスです。

Skype以外のオンライン面接ツール

もちろんオンライン面接に使えるツールはSkypeだけではありません。ここではSkypeを含めた代表的な4つのツールをご紹介します。

 

特徴 Skype Google meet Zoom Whereby
背景
ぼかし機能あり
×
バーチャル背景利用可能
×
予約設定 ×
画面録画 ×
有料版では利用可能
画面共有
時間制限 1日最長10時間
(1回あたり最長4時間)
1回最長60分
(2020年9月30日までは時間制限なし)
3人以上は、1回最長40分
(有料版では時間制限なし)
無制限
求職者側の準備 必要 なし なし なし

 

■Google meet
Google meetはG Suite(Googleがサブスクリプション型で提供しているグループウェアツール)ユーザーのみ利用が可能でしたが、2020年5月以降は誰でも利用が可能となりました。2020年9月30日までは無料で時間制限なく利用ができます。

Google Meet: ビジネスで使えるビデオ会議ツール | G Suite

 

■Zoom
一番耳にすることが多いのは「Zoom」だと思います。Zoomが人気を集める理由の一つが「バーチャル背景」Skypeでは背景をぼかすことが可能ですが、Zoomでは好きな画像を背景に設定することが可能です。

Zoomミーティング - Zoom

 

■Whereby
今回紹介する中では一番知名度が低いであろう「Whereby(ウェアバイ)」。ノルウェーの会社が運営しているため、公式サイトは全て英語となっています。

Video Meetings, Video Conferencing and Screen Sharing | Whereby

 

Skype面接するために必要な準備

Skype面接をする前には準備が必要です。その手順を詳しくまとめましたので、ぜひ手順に沿って利用してみてください。

参照:Skype公式HP(日本版)

Skypeアカウントを作成する

まずはSkypeの公式ホームページから「デスクトップ用Skype」か「携帯電話用Skype」をダウンロードしましょう。

 

パソコンなどで面接を行なう場合はデスクトップ用を、スマホなどで面接を行なう場合は携帯電話用をダウンロードしてください。ファイルをダウンロード・インストールし終えたら、このような画面が出てきます。

 

 「はじめる」を選択し、メールアドレスなど必要情報を入力していきます。すると下記の画面に。

 

ここからいよいよアカウントの作成です。Skypeを起動すると、プロフィールの設定など何をすればよいかアナウンスが表示されますので、それに従ってプロフィール情報を入力していきましょう。

 

上のような画面が出たら、プロフィール写真を設定できます。この際、アカウント名とプロフィール写真は面接を意識したものに設定することが大切です。たとえば、アカウント名に会社名を入れる、写真は顔が分かるものにする、会社ロゴを入れるなど工夫をすると、求職者も安心して連絡が取れます。

 

応募者のSkypeアカウントにコンタクト申請(連絡先登録)する

Skypeアカウントを作るだけではなく、面接をする求職者もアカウント作成が必要です。求職者にも同じ手順でアカウントを作成してもらい、Skype内で下記の図のように相手を検索しましょう。

 

企業側もしくは求職者側から、相手にコンタクト申請を送ることで、連絡先の登録が可能です。連絡先を登録することで、Skype上で連絡を取れるようになります。

 

Skepeにはチャット機能がついていますので、面接当日までにきちんと繋がるか、チャットを使って確認してみるのがおすすめです。

 

Skype面接を行なう際の注意点

Skype面接は便利ですが、注意点もあります。知らないままだと、きちんと面接を行なえないリスクもあるため、事前に確認しましょう。

通信環境は問題ないか

Skype面接を含むオンライン面接の最大の敵は、通信の問題です。通信状況が悪いことで声が聞こえなかったり、動画が止まってしまったり、突然連絡が途絶えてしまうこともあります。そうならないように、事前に使用するパソコンやスマートフォンなどの回線がオンライン面接に耐えられる環境かチェックしましょう。

周囲の音が気にならない環境か

マイクが周囲の雑音を拾ってしまうと、求職者は音が聞き取りづらくなってしまいます。そうなると実施した面接も悪い印象になってしまい、求職者の志望度が落ちることもあります。

 

そのため、屋外で実施する、周囲に人がいる環境で実施する等は避けましょう。また、周囲の音だけでなく、パソコンやスマートフォンから出る音も求職者には聞こえています。面接時には使用しないアプリやブラウザは閉じる、メモをとる際にキーボードを強く叩きすぎない、など無駄な音は出さないように気をつけましょう。

マイナスの印象を与えない身だしなみ、背景か

求職者の方からは、あなたの顔と背景しか見えません。そのわずかな情報で求職者は、どんな会社なのか、どんな人が働いているのか知ろうとしています。そのため、対面の面接と同じように身だしなみを整え、背景も面接時の環境と同様のものにしましょう。

 

背景に会社の執務室や面接室の画像を設定し、少しでも会社の雰囲気を伝えられるよう工夫している企業もあるようです。

カメラの位置が不安定になっていないか

カメラの位置が安定していない場合、求職者からあなたの顔が揺れて見えてしまいます。そうなると集中しづらく、「ちゃんとした会社ではないのでは?」と不安に感じることも。スマートフォンを利用する場合でも、カメラを固定して面接を行いましょう

Skype面接のメリット

ここで、Skype面接のメリットを紹介させていただきます。対面に比べて何が良いのか、整理していきましょう。

面接準備の手間を省ける

Skypeで面接を行なう際は、指定の時間にSkypeのビデオ通話を始めればOKです。そのため、会議室への案内やお茶出し、お見送りといった面接の準備が不要になります。

会える応募者が多くなる

対面の面接だけですと、住まいが遠い方や現職の都合で時間を取れない方と時間を合わせて面接をするのは難しいですよね。しかし、Skype面接であれば、求職者も移動が必要ないため、すぐに実施が可能です。そのため、これまで以上に多くの応募者と合うことができます。

面接を動画共有し、客観的な見極めが可能

Skypeの便利な機能の一つとして、録画機能があります。この機能を使い、面接の様子を録画すれば、採用に関わるメンバーに簡単に共有が可能です。自分では良いと思っていた求職者も客観的に見ると、気になる部分が見つかったり、会社側の対応が良くないなど改善点も見つかることも。

 

これにより、合否の判断基準を統一できたり、面接内容を改善することが可能です。これは、対面の面接にはないメリットです。

Skype面接を行なうデメリット

このように多くのメリットがあるSkype面接ですが、デメリットもあります。ここでは、Skype面接の気になる点をお伝えします。

応募ハードルの低さからミスマッチが起こる可能性

面接に関して時間や場所の制約が弱まるということは、面接するハードルも下がってしまいます。

 

これは応募者が面接に参加しやすいという意味では一見メリットに見えますが、一方で志望度やマッチ度合いが低い応募者が増え、対応する時間だけかかってしまう可能性も。

応募者とのアイスブレイクがより重要に

最近、多くの企業が導入をしているオンライン面接は、求職者側も慣れているわけではありません。面接官が無表情・無言の時間を作ってしまうと、求職者に不安を与えてしまう可能性があります。

 

そのため、アイスブレイクとなるような話題を用意し、常に笑顔でやり取りをする意識を持つことが大事です。

Skype面接を成功につなげるポイント

ここでは、「Skype面接を成功につなげるポイント」を説明します。どうしたら、Skype面接をうまく進められるか、一緒に学んでいきましょう。

応募者のプロフィールをしっかり読み込む

Skype面接では、対面での面接以上に会話が重要な判断材料になります。その場の雰囲気などを感じづらいからこそ、入念な準備が大事。事前にプロフィールを読み込んで、求職者の深堀りしたいポイントにあたりを付けておきましょう。

面接の準備連絡を早めに行う

Skypeでの面接では、連絡先の交換が必須になります。しかし、求職者がこうした面接手法に慣れていない可能性もあります。いきなり本番で面接をはじめると、つながらない、アカウント登録ができていないなど、トラブルが起こる可能性も。

 

お互い有意義な時間にするためにも、求職者がSkypeの使い方を理解していないケースにも備え、面接数日前までには、Skype面接の案内を終わらせておくとよいでしょう。

トラブルを想定した対策を事前に決めておく

どんなに準備をしていても、通信トラブル、PCの不調といったトラブルは起こる可能性があります。そのため、パソコンの不調時にはスマートフォンを利用するなど、トラブルがあっても実行できる準備をしておきましょう。

 

こうした準備の良さが、トラブル時に求職者に見られるところ。もしトラブルがあり、焦っているところを見られたら印象は良くありません。「安心して面接ができた」と思ってもらえるように事前にしっかり準備しましょう。

 

Skype面接当日までの流れまとめ

面接当日うまく進められるように、当日までに準備しておくことをまとめました。下記の図を参考にチェックに使ってみてください。Skype面接を行なう際にはしっかりと準備をして、不安のない状態で求職者の方を迎えましょう。

 

面接当日までの流れ

充実した面接が実施できるように、事前に情報を提供しておこう

これはSkype面接に限ったことではありませんが、面接をより有意義なものにするために、求職者に事前に自社のことを知ってもらいたいところです。そこで重要なのが、「採用サイト」。

 

採用サイトがあれば、事前に自社のアピールした情報や、求人などでは伝えられなかった魅力も丁寧に伝えることができます。たとえば、会社の強み、先輩社員のこと、会社の雰囲気なども詳しく伝えることができます。

 

en-gage.net

 

細かな部分まで理解しているからこそ、求職者からの質問もより深いものになりますし、お互い質の高い時間を過ごせます。

 

とはいえ、採用サイトを持っていない企業も少なくありません。一般的に採用サイトをつくるには数十万円~数百万円かかるもの。こうした予算を確保するのは簡単ではありません。そこでおススメしたいのが、無料で採用サイトをつくれるengage(エンゲージ)です。

 

engage(エンゲージ)って何ができるの?

engage(エンゲージ)とは、東証一部上場のエン・ジャパンが手がける、無料で使える採用支援ツール。すでに全国40万社以上に導入されている実績があります。

 

採用サイトを簡単に作成でき、求人も無料掲載できる優れもの。また、応募を集められるだけでなく、入社が決まった方の活躍・定着をフォローするために、早期離職の防止に役立つ機能もあります。ここではそんなengage(エンゲージ)で何ができるのか、詳しく説明します。

 

無料で採用サイトを作成できる

engage(エンゲージ)は、無料で採用サイトが作れます。作成にあたってプログラミングなどの知識は一切必要なく、企業の採用活動に不可欠な採用サイトを無料で簡単に作ることが可能です。

 

あらかじめ用意されているフォーマットに沿って、テキストを入力したり、画像を選んでしていけば、あっという間に採用サイトができあがります。下記はengage(エンゲージ)でつくった採用サイトです。

 



 
無料で求人が掲載できる

作った採用サイト上に求人を掲載することが可能です。求人フォーマットが用意されているので、そこにテキスト入力するだけOKです。何件でも求人の掲載が可能で、掲載期間も無制限。ずっと掲載できます。また掲載後も何度でも修正が可能です。

 

人を介して求人掲載をする必要がなく、オンライン化できるのが嬉しいところです。

 

engageの求人作成画面

 
Indeedなど、有名な求人サービスに求人が掲載される

engage(エンゲージ)に求人を掲載すると、CMにも流れている『Indeed』や、Googleが運営する『Google しごと検索』、『求人ボックス』などの連携先に求人が無料で掲載されます。

 

求職者からの認知度が高く、普段多くの方が使うサービスに掲載されるため、露出が増え、より多くの応募を期待することができます

無料でエン転職の会員にDM(ダイレクトメッセージ)を送れる

engageを使えば、会員数800万人以上を誇る『エン転職』の会員にDM(ダイレクトメッセージ)を送ることができます。DM(ダイレクトメッセージ)とは、求める条件に合う人材に応募促進のメールを送れるサービス。engage(エンゲージ)であれば、週10通のDM(ダイレクトメッセージ)が送信可能。効率的に求める人材からの応募を狙えます。

 

 

応募者とやり取りできる

 engage(エンゲージ)は、応募につながる機能ばかりではなく、求職者とのやり取りが簡単に便利に行なえるのも特徴の一つ。応募者と連絡が取りやすく、求職者の管理も簡単にできるので、効率的に採用活動を進めることができます。

 

 

ここまで豊富な機能が無料で使える。だから40万社以上に選ばれているのです。

 

 
 

まとめ

Skypeをはじめとしたオンライン面接は、現在急速に普及しています。現在はコロナウイルスの影響で注目度が上がっている段階ですが、地方の求職者にアプローチできる、企業・求職者の負担を減らせるため、今後は面接のスタンダードになる可能性が高いと言われています。

 

まだオンライン面接を導入できていない企業は、この記事を参考にしながら、ぜひこの機会に導入を進めましょう。きっと採用活動が前に進むはずです。

 

 
 
 

 

engage

採用ガイド編集部

engage採用ガイド編集部は、人材業界で長く活躍している複数のメンバーで構成されています。人材業界で営業や求人広告ライターなどを経験したメンバーが、それぞれの得意領域を担当し、専門的な知識に基づき執筆を行っています。

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