河内長野市の採用・求人情報

最終更新日: 2024年10月21日
「河内長野市」を、
「稼げる自治体」の代名詞に。
大阪府の南東端にある河内長野市は、利便性と自然豊かさが両立する住み心地の良い街です。しかし、若年人口の減少から【消滅可能性自治体】とされているのも事実。脱却するには、自治体らしさに固執せず「稼ぐ力」を高める必要があります。共に、前例のないことにもチャレンジしていきましょう。
MESSAGE
ターニングポイントを迎える河内長野市
市役所に「営業部」を作ります。
「稼ぐ力」を高めて、街に還元したいから。
こんにちは。2024年8月、第7代の河内長野市長に就任した西野修平です。

誕生から70年を迎える今、河内長野市はターニングポイントを迎えています。人口減少により最終的に消滅する可能性がある【消滅可能性自治体】とされたまま衰退していくのか、この現状から脱却して持続可能な街として発展していくのか。まさに岐路に立たされているのです。

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街の変革のために不可欠なのは、子育て世代が住みやすい街づくりです。そのためには「自治体が自力で稼ぐ力」が重要になります。しかし、今はまだ「稼ぐ」という発想そのものがありません。よって、2025年4月から組織を大きく改編します。縦割りによる連携不足を無くすため、市役所の組織を4つの局に再編成予定です。さらに「成長戦略局」に「営業部」を設け、シティプロモーション・ふるさと納税・公民連携を強化します。

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そこで、市役所外から公募を行います。私たちに無い発想を欲しているので、まずは “自治体らしさ” を気にせずアイデアを出してくれるような方を歓迎します。そのために、自治体にはまず存在しない「営業部」まで作るのですから。既に「ダムの底で熟成させた日本酒」を売り出したり、「猫と人の共存を街づくりに活かす “カワチニャガノ” プロジェクト」を構想したり、少し変わったことは進んでいます。「自治体がそこまでするなんて!」という発想を、ぜひ出していただけたら嬉しいです。

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冒頭ではショッキングな事実もお伝えしましたが、明るい兆しもあります。転出超過の状況はゆるやかになり、「15歳未満の人口」は転入超過に。私が市長に就任して「当たり前のことを疑ってほしい」と伝えたところ、職員たちはすぐに動き出してくれています。

25年後、日本全体の人口が1億人を切るような頃、振り返って「あのとき始めた変革のおかげで今の河内長野市がある」と思えるような変革を、共に形にしていきましょう。きっと、他では味わえないチャレンジの手応えがあるはずです。
ABOUT
河内長野市と課題と未来
【様々な顔を持つ河内長野市】
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大阪府の南東端に位置し、約9万8000人が暮らす街です(2024年8月末現在)。府内で3番目に広い面積のうち、約7割は森林。水や緑の魅力は尽きません。また「つまようじ」「ベアリング」などの地場産業や、果物や日本酒など特産品が豊富です。さらに、国宝や重要文化財をはじめとした貴重な遺産も数多くあります。他にも、市内外の方々にもっと知っていただきたい資源がたくさんある街です。

【河内長野市が直面する課題】
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1954年に誕生し、かつてはニュータウンとして栄えました。しかし2000年をピークに人口は急減少。「高齢化率35%」は大阪府の中でも最も高い水準です。最近では「自然と都市のバランス」「オールドニュータウンの地価の安さ」などが再注目され、子育て世代の転入も増えはじめていますが、まだまだ安定した状況とは言えません。したがって「河内長野市にしかない魅力」の発掘・発信が重要になっています。

【誇りと愛着を持てる河内長野市】
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人口減少に悩む多くの自治体が、既に「保護者世代の負担軽減」といった一般的な取り組みを進めています。もちろんそれも重要事項ですが、より独創性の高い取り組みを作りたいのです。未来を担う世代の中でも、どんなターゲットにどんな魅力が響くのか? シティプロモーションを進めると共に、外貨の獲得や資産運用にも力を入れ、安定した自治体経営をしていきたいと考えています。

住む人が誇りと愛着を持てる河内長野にするために、あなたなら何をしてみたいですか? 
面接ではぜひ、あなたの思いや構想を聞かせてください。
  • 【 “自治体に出来ること” を広めよう】

    「営業部」を作ると発信したときにも、「自治体に営業部とはどういうことか」と大きな反響がありました。そうした驚きや発見につながるような事例を、私たちから作っていけたら良いのではないでしょうか。市民のみなさんに貢献するだけでなく、成果によって他の自治体の力にもなれる。そんな可能性を持った仕事です。
  • 【選考では、あなた自身の考えに注目します】

    あなたの視点から、河内長野市の課題やポテンシャルについて分析をしてみてください。その上で「自分なら何をやりたいか・何かできるか」をアピールしていただけると嬉しいです。市の未来に関わるポジションだからこそ、責任感を持って携わってくれる方と出会えることを願っています。
PHOTOS
写真で見る!河内長野市の特色
河内長野市には、自然・歴史・産業などの様々な魅力があります。まだ眠っている資源にも光を当てて “再価値化” し、市内外の方々に発信してきたい。そんな思いのもと、これまでも様々な取り組みを構想・実行してきました。今後の可能性についてもご紹介します。
  • 【きれいな「森」と「水」を活かすなら?】

    森林に囲まれているため、水質の良さが特徴です。市内を流れる石見川の水質評価は最高位のAAで、そのまま飲み水として利用できる水質。この水を利用した商品づくりをはじめ、自然の資源を活かした街づくりにもっと力を入れていきたいと考えています。
  • 【使わなくなった施設を活用すると?】

    今後、学校などの統廃合によって使わない施設が増えたなら。その施設を有効活用することも重要です。たとえば「学校のプールで魚を養殖する」といった、 まったく違う業種のつながりを作っても良いかもしれません。街の中には、様々なチャンスが眠っています。
  • 【歴史的な観点から見直すと?】

    日本に2つの朝廷が並存した南北朝時代、南朝2代目の後村上天皇が過ごしたこともある「観心寺」「金剛寺」というお寺があります。歴史を丁寧に紐解けば、かつても重要なターニングポイントがあったはず。過去に立ち戻って魅力を再発見することもできるでしょう。
  • 【ふるさと納税の返礼品を開発するなら?】

    ふるさと納税に力を入れている河内長野市。日本酒やスイーツ、ガラス製品、工具など、様々な返礼品があります。ふるさと納税は外貨の獲得のために欠かせないものです。新しい発想で、より多くの人に魅力を感じてもらえる返礼品を考えていってください。
BUSINESS
「成長戦略局・営業部」について
2025年4月から、河内長野市役所は大きな組織再編を行う予定です。構想段階ではありますが「縦割りによる連携不足を解消する」「稼ぐ力を強くする」という方針は決まっています。ここでは、変革の目玉でもある「成長戦略局・営業部」を紹介します。柔軟で新しいことにも寛容な職員が多いので、力を合わせて新しい組織を作っていきましょう。※名称は現段階での仮称です。
  • シティプロモーション
    市に眠っている様々な資源を再価値化し、「届けたい世帯(ターゲット)」に向けて適切に届ける広告代理店的な業務を行います。

    「自治体がそこまでするなんて!」と驚かれるような斬新な企画やアプローチも実行していきたいと考えています。
  • ふるさと納税
    外貨の獲得のために、ふるさと納税の活用を推進していきます。

    森林・水・文化遺産・産業など、活用できるものは多種多様です。従来の「モノ」による返礼だけでなく、サービスや体験といった無形の返礼も行っていこうと構想しています。
  • 公民連携
    民間企業と連携し、企業にも市にもメリットがあるような取り組みを実現していきます。

    また、専門家と連携した資産運用なども検討中。市役所の中にはない知識・経験・ノウハウを活かして、河内長野市らしい公民連携の形にしたいと考えています。
COMPANY
会社情報
会社名 河内長野市
事業内容 大阪府河内長野市における各種行政サービスの提供
企業
WEBサイト
https://www.city.kawachinagano.lg.jp/
所在地 大阪府河内長野市原町1-1-1原町1-1-1河内長野市役所
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