大切なのは制度の数ではなく、社員の声に応えられるか
当社では各種社会保険や社員旅行などの基本的な福利厚生は揃えていますが、特別な制度などはあまり設けていません。なぜなら、制度の数を重視しているわけではないからです。
大切なのは制度の数ではなく、きちんと社員の声に応えられているかだと考えています。
たとえば、社員旅行や社内イベントにしても参加を強制することはしません。
社員によってはプライベートを優先したいという人もいますし、今は仕事を最優先にしたいという人もいます。それはその人の性格だけでなく、そのときの働き方や考え方によって変わるため絶対的なものでもありません。
いくら福利厚生や社内制度が充実していても、それを社員が必要としていなければ無意味なものになってしまいます。そのような事態を回避するためにも、本当に社員が望んでいることに対して柔軟に対応できるよう心掛けています。
より長く活躍できる環境を整えるためには、社員一人ひとりに適した働き方を支援していく必要があります。会社を経営しているのは私ですが、会社を構成してくれているのはここで働く社員たちです。社員がいなければ会社を経営できなかったでしょう。
私は昔から人に助けてもらってきましたから、これからも社員一人ひとりにとって働きやすい会社を目指していきたいと考えています。