株式会社バイオクロマトの採用・求人情報

【社員インタビュー】渡辺 洋平(営業)

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[VOICE]
「役に立っている」がわかる製品だから、営業が楽しい。
―お客さんと継続的に深い関係を築いていきたかった。
前職では求人広告の営業をしていました。人の採用に関わる仕事ということでやりがいも感じていましたが、単発のお客様が多く、その求人広告を通して入社した人の顔を見ることもない。少しだけ虚しさを感じていました。また、実はその会社が入社半年で倒産をしてしまい・・・転職活動はやむを得ず、という状況でスタートしました。でも、転職活動は慎重に行いました。入社した会社の倒産を経験したからこそ、会社の将来性があるか、顧客に喜んでもらえるサービスを提供しているか吟味をしましたね。なので、応募した会社は多くなかったと思います。最終的に当社に入社を決めたのは、「研究」という何事においてもなくならない分野を対象としていたから。食品、家電、医薬など、私たちの身の回りにあるすべてのものは、だれかの研究を基に生まれたものばかりです。そういった意味で、研究に必要な素材や機械を提供している会社であれば将来的にも安心だと思いました。

―商社からメーカーへの転換期。一人で全国行脚をしました。
私が入社したのは、ちょうど当社が商社からメーカーへ事業転換を始めた時でした。当時はまだ商社としての売上が大きく、メーカー部門の営業は自分と社長だけ。社長は営業以外の仕事もありましたから、営業のメインは私でした。その時から現在も担当しているのが「コンビニ・エバポ」。今まで業界にない機械だったために、売り出した当初は、特許こそあるものの、なんの実績もなく、なかなかお客様に受け入れてもらえませんでした。それだけではありません。売り先すら見定められていなかったのです。大学研究室への最初の訪問では、「かってに来ないでください」と冷たくあしらわれてしまいました。後から分かったのですが、大学の研究室は繋がりを大切にする文化がり、紹介無しのアポイントは嫌がられる傾向にあるんですね。そうやってトライ&エラーを繰り返しながら、本当に手探りでのスタートでした。こう話すと、「すごく大変だったでしょ?」を言われるのですが、私はそうは思っていなくって。不必要なものを無理に売るのではなく、お客様に必ず必要とされる製品だという自信がありましたし、訪問した企業や研究室が増え、新しい地に自分の足跡が付く。受注が増えていくと、地図が広がっていくような感覚があり楽しかったんです。コンビニ・エバポの導入実績をより増やすために代理店制度の導入や開拓も行いました。今では100社以上の代理店さんに協力をしてもらっており、コンビニ・エバポの導入も国内外を合わせて1000件以上になりました。


―自分が「やりたい」と思ったことは叶えられる社風があります。
当社はスピーディーに物事を進めている会社だと思います。小規模だからこそ思い立ったら即行動!稟議書を社内で廻して、、といった手間はありません。例えば海外の展示会への出展。出展したい展示会を見つけたら、予算や来客予想といったことの計画はもちろん立てますが、それを社長に口頭で伝えて承認を得るといった具合に進んできます。そのため、開催まで1年をきっていての出展をした、なんて事もあります。希望したことに裏付けがきちんとあればスピーディーに進められるのは、売上を任せられている営業としてはありがたいですね。そういった意味で、社内の他部署には支えられている部分が大きいと思います。開発や設計は、営業がヒアリングしてきたお客さんの要望を元に、製品をより魅力的にしてくれますし、生産管理部にはたまに、納期の相談をすることも。少し無理なお願いでも、お客様のためになることであれば、一緒に考えて実現してくれようとする仲間がいてくれるのは心強いです。コンビニ・エバポは海外での販売促進とともに、今後もお客様の要望をヒアリングしながら改良をしていく予定です。今はオプションデバイスの開発プロジェクトが進行しています。楽しみながら製品開発を一緒にしてくれる仲間が増えると嬉しいなと思います。
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