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【社員インタビュー】遠藤 知明(生産・品質管理)

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[VOICE]
他部署メンバーの変化を感じ取れる、そんな距離感が良さだと思います。
―「待ち」の姿勢だった自分を変えた転職でした。
前職は業務委託で運送業をしていました。郵便局や企業からの依頼物を運ぶ仕事です。それなりに稼いではいましたが、「誰でもやっていることをやっている」感とでも言いますか、自分にしかできない仕事をしているという手応えは少なかったですね。それに、若いからできている仕事という感覚もあって。将来に対して漠然とした不安がありました。実は当社を知ったきっかけも、配送の業務委託を受けたことなんです。何年かお付き合いをしていくうちに、社長の考えや製品に惹かれていきました。仕事に対して漠然とした不安を抱きながら何もできずにいた自分と比較して、商社からメーカーへ舵を切った社長の姿勢はとても攻めているように映りましたね。製品の認知もまだなく、会社の組織体制もメーカーとしては完全ではない。それなのに、諦めずに、会社の未来を真剣に考え、行動する姿に感化されたんです。外部の人間として関わっていた私には、正直、社員と社長の間に意識の壁のようなものがあるように感じていました。だったら、自分が社内の潤滑油となって、社長が描く未来を実現する力になろう!自分も行動を起こしてみよう!と思い、全くの異業種ではありましたが、転職を決意しました。

―ちょっとしたことでも周囲に変化が起きることは楽しいです。
現在は、生産管理・品質管理のマネージャーを任されています。具体的には生産スケジュールの指揮や安全な検査方法の確立、購買部品の良し悪しの判断、サプライヤー管理などです。また、製品だけではなく、例えば展示会用の資料など、会社として公の場にでる資料類の検閲も仕事のひとつ。そうした仕事をしていると、社員の変化に気づくことが良くあるんです。当社では年間で15~20回ほどの出展がありますが、最初のころは修正が多かった資料の質がどんどん上がっていく様などは分かりやすいもののひとつですね。やり取りを通して、自分の発信から誰かの変化がよく分かるのはうれしい瞬間です。こういう変化を生むためにも、個ではなく組織として強くなっていきたいという意識で仕事をすることは大切かもしれません。例えば、製品の納期管理をする際に、営業に「そういえば来月に受注しそうと言っていたけど、どうなった?」と先に聞いてみる。営業はお客様と向き合うことに必死なので時には、仕事に漏れが生じることもあるんですね。それを「お前の仕事だろ!」と突き放すのではなく、カバーする。個人の能力を上げていくことは大前提ですが、まだ足りないところがあるとすれば、それを補い合うことも時には必要だと思います。また、補い合える存在であるために自分自身も成長や変化をし続けていくことも大事ですね。


―オンリーワンの製品を作るのに部署は関係ない。
当社は、世の中にはないオンリーワンの製品を作り出すことにこだわりを持っています。製品開
発というと一部の花形部署の役目と思われるかもしれませんが、当社では、違います。部署の垣根を超えて意見を出し合い一つの製品を作り出していくのです。そもそも、部署の垣根というものが一般的なそれに比べて低いかもしれませんが(笑)。だからこそ、どの部署も持っていなくてはいけないのが「お客様視点」だと思います。これは品質の仕事、これは営業の仕事、と区切るのではなく、全ての仕事が繋がってお客様に価値が提供されることを理解し、自分の仕事に取り組む姿勢が求められます。「これがあったらお客様が喜ぶかな」というアイディアがあれば発信し議論する、それがどの部署で働いていてもできるのは当社ならではかもしれません。
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