◆地元・千葉への想いから創業
バブル期の頃はソフト開発というと、まだメジャーではない仕事でした。
当時、私は都内にある独立系のシステム会社に在籍していたのですが、い
つしか地元である「千葉で仕事がしたい」「千葉で会社を立ち上げたい」
と考えるようになりました。ちょうどその頃、社内で「企業内起業」制度
が導入されて…。
「最初に手を挙げた者が勝ち」という企業風土がありましたから、ここぞと
ばかりにチャンスと捉え、私が一番に手を挙げたんです。当時1991年のこと
でした。
現在では、千葉県内の案件も順調に増えています。また、自社でサイトを立
ち上げ、HPと連動して地元企業の販路を開拓できるような仕組みづくりを行
うなど、県内での新しい事業も動き始めています。
◆改善すべき点がたくさんあるからこそ、社員と一緒に見直していきたい
私自身、仕事を通して様々な経験をしてきましたから、社員が働きやすいよう
に、サポート体制を整えていきたいと思っています。
いろいろなタイプの人間がいれば、経験値やスキルも様々。だからこそ、当社
は一律ではなく、一人ひとりの能力をしっかりと評価しています。
具体的には、各マネージャーと年に3回面談を行ったうえで「目標設定シート」
を作成。 今後のキャリア観などを話し合い、スキルや経験を考慮しながら、将
来の目標を決めています。
他にも、育児休暇制度を導入するなど、女性の活躍もサポートしているので、今
では出産を機に辞める、という人もほとんどいません。また、女性だけでなく、
男性も育児休暇を取得できるようにしました。