IT企業の役割とその実現に向けて
日本経済は1991年から事実上成長していない為、実質賃金は下落を辿っています。
日本はこの現実を直視すべきであり、本来の生産性を更に考慮し、
一人当たりベースで数値を捉えて行く必要があります。
例えば日本は「GDP世界第3位」の経済大国でありますが、
実際には1人あたり換算でGDPは先進国最下位(世界第27位)であり、
日本は「輸出額世界第4位」の輸出大国だと言われていますが、
実際には1人あたり輸出額は世界第44位になっています。
更に日本は「製造業生産額世界第2位」のものづくり大国であるのですが、
1人あたりの製造業生産額はG7平均以下です。
このような日本経済の実態を我々は直視する必要があり、
また少子高齢化社会においては更なる施策が必要でしょう。
このような社会においてIT企業の役割が大変重要になってきました。
これまでのIT業界では受託開発型の人月(マンパワー)での収益に偏っていました。
その結果、生産性が上がらず量の取引になっていました。
これからはIT技術を大企業だけではなく中小企業も
十分に活用できるようにして行く必要があります。
中小企業がIT技術を利用できるようになると日本の経済は活性化して行きます。
そこで我々は、中小企業でも導入しやすいIT技術を目指し、
広く社会に貢献したいと考えています。
膨大なIT投資をしなくてもIT技術を利用して事業の効率化、
売上の拡大、新しいビジネスへの参入を容易にしたりする
お手伝いをしたいと考えています。