浅野国際特許事務所の採用・求人情報

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3. 専門性について。教育制度は?

MESSAGE
目的ではなく手段としてのキャリアアップ。

当所の業務に還元すること
その先の顧客の利益に貢献すること
イ: 浅野さんは、資格もたくさん持っているし、本を書いたり、講演をしたり、幅広い専門性をもってキャリアを積んできたように見えます。秘訣はどこにあるのでしょうか?

浅: 私は、自他ともに認めるゼネラリストで、色々な知識や要素を関連付けてまとめあげるのが得意です。その強みと、軸はぶらさないけれども、来た仕事は断らず、すべての仕事に一所懸命取り組んだ結果が、今につながっていると思います。
資格や本は、それ自体が目的ではなく、言わば、一所懸命取り組んだ足跡です。先ほど、司法試験受験生だったという話をしましたが、あれほど頑張ったのに、この間、履歴書に書けることが何もないんですね。特許事務所も職業柄、基本的に自分の携わった業務内容を大っぴらにできません。ですので、仕事で到達した水準を、資格や本という形で残しているんです。

専門性については、少々思うところがあります。私自身もまだまだなんですが。
面接をしていると、「今の職場で得られるものは全て得られた」とか「もっと専門性を身につけたい」と言って、3年未満で転職をくり返す方が多くなってきました。それは向上心があって、素晴らしいと思います。しかし、3年未満では、現職で、そもそも専門性に触れることすらできていないのではないかとも思うのです。
私は、専門性というのは、雲海から飛び出た山の頂部分だと考えています。色々な経験や教養の上に、専門知識が乗っかっているイメージです。裾野が広いほど、山を高くできます。専門知識だけを積み上げても、お客さんを満足させられる仕事にまで至りません。ましてや、ハウツーやテクニック、耳学問による仕事は、底が浅いです。精神論を言っているわけではなく、実際に比べてみると、質も量も明らかに違います。
先ほど、講演の話も出ましたが、私の場合、初めて講演したのが、業界に入って6年目、同じ業界の専門家を対象に講演したのが12年目で、相手に合わせて自由自在に講演できる自信を持てたのは13年目でした。
また、新卒・転職の方ともに、「自分の専門を生かしたい」と言って、入職後の業務を限定してくる方もいます。専門があると言えるのは、素晴らしいことです。しかし、その専門は、現時点での、つまり、これまでの人生の延長線上にある専門です。私自身、色々な経験によって広がった視野や見識が、専門に還元されることを経験しています。

ですので、当所では、本人の希望を最大限尊重しつつ、面談や適性検査の結果を踏まえ、日々の取り組み状況も見ながら、任せる業務を調整しています。定期的に、本人と面談もします。専門性を身につけたいのであれば、短期的には自分のやりたい仕事でなかったり、あるいは、地味な仕事であっても、腰を据えて取り組んでほしいと思います。

イ: 腰を据えて取り組んでほしいということですね。御社の教育制度はどうなっていますか?

浅: 内外の研修とOJTがあり、指定資格の取得支援も用意しています。小規模な事務所ですので、正直、大企業ほどは充実していないかもしれません。
しかし、特許事務所の求人のほとんどは経験者が対象だと思いますが、当所は以前から新卒者・未経験者も歓迎しています。ですので、最初はしっかりと教えていきますので、心配はいりません。慣れてきたら、各人の裁量で進めていってください。
私の場合は、2代目いじめな状況でしたから、所内の教育はありませんでした。自分で弁理士の予備校に行ったり、大学院に行って勉強しました。ただ、時間がかかりました。その経験から、未経験者には知財の体系を自ら教えることにしています。その結果、着任1年以上のスタッフ全員が知的財産管理技能士の国家資格を取得しています。

イ: 資格取得にも力を入れているんですね。

浅: はい。ビジネスを取り巻く環境は、どんどん変わっていきます。お客さんのニーズに応え続けるためには、私達も常に進歩し続けなければなりません。どんなスキルも絶対普遍のものではないわけです。ですので、キャリアアップやスキルアップに取組む向上心あふれる人は大好きです。
しかし、キャリアアップやスキルアップが、自分自身だけのため、あるいは、キャリアアップやスキルアップ自体が目的なのであれば、ご遠慮いただきたい。私どもは教育機関ではないので、「スキルアップしました、じゃあ、転職しますでは困ります。」
キャリアアップやスキルアップの結果、当所の業務に還元する、そして、その先の顧客の利益に還元する、そういうキャリアアップやスキルアップであれば大歓迎です。顧客のために、何をできるかということを、一緒に考えていければと思っています。
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