美しい阿古谷の郷を、100年後のみらいまで。
兵庫県の東南、大阪に面し京都にも近い位置に「猪名川町」はあります。
猪名川町の玄関口である能勢電鉄日生中央駅から約5kmの地域に、私たちの「阿古谷地区」はあります。
里山の谷あいに農地が広がり、昔ながらの農家集落が点在する風景は美しく、タイムスリップしたような穏やかな時の流れを感じられます。
しかし、高齢化が進み、阿古谷地区の高齢化率は40%を超え、140年続いた小学校が平成25年度には廃校になり、平成27年には夏祭りが実施できなくなりました。農業を続けていく担い手や地域活動を行う若者の不足などが問題になりつつありました。
そこで、なんとか地域に人を呼び込み、地域活性化の糸口を見つけたいと、地域と廃校跡活用事業者として新たに学校を開校した「猪名川甲英高等学院」が連携し、「阿古谷みらい協議会」を発足させ、各種事業に取り組んでいます。