恩返しではなく、恩送り。
競馬の最高峰であるG1タイトルを獲得している厩舎には、ある共通点があります。それは、オーナーや騎手だけで賞金を占有するのではなく、賞金をみんなで分配していること。全員がインセンティブを受け取ることによって個々の責任感が芽生え、まわりをサポートして厩舎全体をより良くしていこうという気持ちも強くなるそうです。
会社も同じではないでしょうか。
アデリーライフでは、誰かが売上を上げた場合、歩合の10%をチーム全員で分配しています。この制度を導入したことで、トッププレイヤーが新人を教えるシーンが以前よりも増えました。トッププレイヤーが結果を出せるようになったのは、新人の頃に育ててくれた先輩がいたからです。恩は先輩に返すものではなく、恩は後輩に送るもの。恩送りで縁をつないでいくことが、私たちのカルチャーです。